Codex司令室とClaudeワーカーで作る依頼捌きシステム
ChatworkとSlackに来る相談をCodexが拾い、危なくない形に分類し、必要な作業だけClaude Codeのworkerへ渡す。 すぅさんのホタル方式を、Codexメインの作業環境へ移植するための説明資料です。
iraisabaki mini hotaru
最初から全部自動化しません。まずは「拾う、分類する、記録する、通知する」までを安定させます。
相談、依頼、不具合、数字確認を拾う。
分類、通知、workerへの依頼を担当。
/loopで調査や修正作業を進める。
merge、deploy、入稿、停止は人間確認。
.opsに残し、伝言はagmsgで送る。
ホタル方式の要点
親セッションは司令室で、実作業を抱えません。
独立したClaude Code workerが/loopで動き、共通ステートへ記録します。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 親セッション | 起動、停止、状況確認だけを行う。 |
| worker | claude --bgで独立起動し、周期的に働く。 |
.ops |
heartbeats、run_logs、alertsを追記で残す。 |
| watchdog | workerの停止や重複を検知する。 |
Codexメインに置き換える
あなたはCodex環境を主に使うので、親セッションはCodexにします。 Claude側は作業workerとして呼び出す形に寄せます。
| 部品 | 担当 |
|---|---|
| Codex | Chatwork / Slack MCP監視、分類、通知。 |
| Claude worker | repo修正、台本、記事、制作などの作業。 |
agmsg |
CodexからClaudeへ依頼を渡す。 |
.ops |
タスク、状態、結果、アラートを残す。 |
まずは5ステップで作る
最初の目的は完全自動化ではなく、見落としを減らすことです。 まず影運用で精度を見ます。
拾う
ChatworkとSlackから、佐川さん・小澤さん宛の相談だけを拾う。
分類
dev、数字、GTM、権限、運用、制作、請求、使い方に分ける。
記録
.ops/tasks.jsonlや既存JSONLへ追記して、会話に依存しない。
依頼
dev系だけagmsgでfuguai_workerへ渡す。
通知
小澤さんのMy Chatに、何が起きて次に何を見るかだけ送る。
Codex Automation と Claude /loop の違い
どちらもループできますが、目的が違います。 入口監視と作業処理を分けると、トークン消費と事故リスクを抑えられます。
| 比較 | Codex Automation | Claude Code /loop | 今回の使い方 |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | 定期的に起きて外部を見る。 | 受け取った仕事を繰り返し処理する。 | Codexが受付、Claudeが作業。 |
| 得意 | Slack MCP、Chatwork、通知、分類。 | repo調査、修正、テスト、台本生成。 | 入口と作業を分離する。 |
| トークン | 候補がない時は軽く終われる。 | 頻度が高いと消費が増える。 | 候補が出た時だけworkerへ投げる。 |
| 安全性 | 自動返信や本番操作は止める。 | 作業はできるが、承認ゲートが必要。 | 危ない操作はすべてreview-first。 |
最初に作るworkerは少なくする
workerを増やすほど見た目は強そうになりますが、運用は重くなります。 最初は2つで十分です。
| worker | 担当 | 周期 | 開始条件 |
|---|---|---|---|
fuguai_worker |
WebUI / CLI / ETL / Cloud Run / cron / 自動停止の調査と軽微修正。 | 10〜15分 | dev-repo-fixが出た時だけ。 |
watchdog_worker |
workerのheartbeat、重複、停止を確認。 | 10分 | workerを常用する段階になってから。 |
kiji_worker |
記事FV改善、MCVR、離脱率、改善案。 | 30〜60分 | 別ワークツリーで後から。 |
cr_worker |
静止画、台本、動画依頼、制作進行。 | 30〜60分 | 制作ループを分けてから。 |
次にやる順番
今あるinbox-to-actionを活かしながら、ホタル式の状態管理を薄く足します。
.opsの最小ディレクトリを作る
tasks、run_logs、alerts、heartbeatsだけを置く。最初は追記専用にする。
CodexからagmsgでClaude workerへ送る
まずは手動で1件だけ送り、Claude側が受け取れるか見る。
fuguai_workerを作る
調査、再現、軽微修正、テスト、説明作成まで。PRやmergeはしない。
影運用で誤検知を見る
1日回して、拾いすぎ、漏れ、分類ミス、通知の分かりにくさを直す。
別ワークツリーで記事・制作ループへ広げる
記事FV改善や静止画生成は、今の依頼捌きとは分けて育てる。
毎回AIに全部読ませない
loopで怖いのは、候補がない時にも毎回長文を読んでしまうことです。 安い判定と高い判断を分けます。
| 処理 | 担当 | 理由 |
|---|---|---|
| 新着確認 | 軽いCLI / MCP結果の絞り込み | 候補がない時にAIを深く使わない。 |
| 分類 | Codex | 短い本文だけ見て、行き先を決める。 |
| 調査・修正 | Claude worker | 候補が出た時だけ深く作業する。 |
| 通知 | Codex | 人間が見るべき要点だけに圧縮する。 |