system brief / 2026-06-28

Codex司令室とClaudeワーカーで作る依頼捌きシステム

ChatworkとSlackに来る相談をCodexが拾い、危なくない形に分類し、必要な作業だけClaude Codeのworkerへ渡す。 すぅさんのホタル方式を、Codexメインの作業環境へ移植するための説明資料です。

今回作るもの

iraisabaki mini hotaru

最初から全部自動化しません。まずは「拾う、分類する、記録する、通知する」までを安定させます。

入口 Chatwork / Slack

相談、依頼、不具合、数字確認を拾う。

司令室 Codex pm

分類、通知、workerへの依頼を担当。

worker Claude Code

/loopで調査や修正作業を進める。

安全装置 review-first

merge、deploy、入稿、停止は人間確認。

Codex司令室とClaudeワーカーの関係図
Codexが受付と判断を持ち、Claude workerが作業する。結果と状態は.opsに残し、伝言はagmsgで送る。
すぅさん方式

ホタル方式の要点

親セッションは司令室で、実作業を抱えません。 独立したClaude Code workerが/loopで動き、共通ステートへ記録します。

部品 役割
親セッション 起動、停止、状況確認だけを行う。
worker claude --bgで独立起動し、周期的に働く。
.ops heartbeats、run_logs、alertsを追記で残す。
watchdog workerの停止や重複を検知する。
俺ら版

Codexメインに置き換える

あなたはCodex環境を主に使うので、親セッションはCodexにします。 Claude側は作業workerとして呼び出す形に寄せます。

部品 担当
Codex Chatwork / Slack MCP監視、分類、通知。
Claude worker repo修正、台本、記事、制作などの作業。
agmsg CodexからClaudeへ依頼を渡す。
.ops タスク、状態、結果、アラートを残す。
最小構成

まずは5ステップで作る

最初の目的は完全自動化ではなく、見落としを減らすことです。 まず影運用で精度を見ます。

1

拾う

ChatworkとSlackから、佐川さん・小澤さん宛の相談だけを拾う。

2

分類

dev、数字、GTM、権限、運用、制作、請求、使い方に分ける。

3

記録

.ops/tasks.jsonlや既存JSONLへ追記して、会話に依存しない。

4

依頼

dev系だけagmsgfuguai_workerへ渡す。

5

通知

小澤さんのMy Chatに、何が起きて次に何を見るかだけ送る。

役割分担

Codex Automation と Claude /loop の違い

どちらもループできますが、目的が違います。 入口監視と作業処理を分けると、トークン消費と事故リスクを抑えられます。

比較 Codex Automation Claude Code /loop 今回の使い方
主な役割 定期的に起きて外部を見る。 受け取った仕事を繰り返し処理する。 Codexが受付、Claudeが作業。
得意 Slack MCP、Chatwork、通知、分類。 repo調査、修正、テスト、台本生成。 入口と作業を分離する。
トークン 候補がない時は軽く終われる。 頻度が高いと消費が増える。 候補が出た時だけworkerへ投げる。
安全性 自動返信や本番操作は止める。 作業はできるが、承認ゲートが必要。 危ない操作はすべてreview-first。
worker案

最初に作るworkerは少なくする

workerを増やすほど見た目は強そうになりますが、運用は重くなります。 最初は2つで十分です。

worker 担当 周期 開始条件
fuguai_worker WebUI / CLI / ETL / Cloud Run / cron / 自動停止の調査と軽微修正。 10〜15分 dev-repo-fixが出た時だけ。
watchdog_worker workerのheartbeat、重複、停止を確認。 10分 workerを常用する段階になってから。
kiji_worker 記事FV改善、MCVR、離脱率、改善案。 30〜60分 別ワークツリーで後から。
cr_worker 静止画、台本、動画依頼、制作進行。 30〜60分 制作ループを分けてから。
最初の安全ライン 送信、入稿、停止、増額、merge、deploy、権限変更、GTM変更は自動実行しない。 workerは「調査・候補化・説明」までにする。
実装ロードマップ

次にやる順番

今あるinbox-to-actionを活かしながら、ホタル式の状態管理を薄く足します。

.opsの最小ディレクトリを作る

tasks、run_logs、alerts、heartbeatsだけを置く。最初は追記専用にする。

CodexからagmsgでClaude workerへ送る

まずは手動で1件だけ送り、Claude側が受け取れるか見る。

検証

fuguai_workerを作る

調査、再現、軽微修正、テスト、説明作成まで。PRやmergeはしない。

本体

影運用で誤検知を見る

1日回して、拾いすぎ、漏れ、分類ミス、通知の分かりにくさを直す。

調整

別ワークツリーで記事・制作ループへ広げる

記事FV改善や静止画生成は、今の依頼捌きとは分けて育てる。

拡張
トークン対策

毎回AIに全部読ませない

loopで怖いのは、候補がない時にも毎回長文を読んでしまうことです。 安い判定と高い判断を分けます。

処理 担当 理由
新着確認 軽いCLI / MCP結果の絞り込み 候補がない時にAIを深く使わない。
分類 Codex 短い本文だけ見て、行き先を決める。
調査・修正 Claude worker 候補が出た時だけ深く作業する。
通知 Codex 人間が見るべき要点だけに圧縮する。